• 5月6日東京ドーム 4団体世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 井上 尚弥(統一王者、大橋) vs ルイス・ネリ(メキシコ)
  • 5月6日東京ドーム WBA世界バンタム級タイトルマッチ 井上 拓真(WBA王者、大橋) vs 石田 匠(井岡)
  • 5月6日東京ドーム WBO世界バンタム級タイトルマッチ ジェイソン・モロニー(WBO王者、オーストラリア) vs 武居 由樹(大橋)
  • 5月6日東京ドーム WBA世界フライ級タイトルマッチ ユーリ阿久井政悟(WBA王者、倉敷守安) vs 桑原 拓(大橋)

BOXING FES 2016 試合翌日会見

2016.12.31 大橋ボクシングジム 

(大橋会長)
年末のお忙しい中ありがとうございます。昨日は両チャンピオンがKOで防衛でき、大橋ジムとしてすべての選手が勝ったので、最高の気分でお正月を迎えることができます。また来年気持ちを新たにして、強い大橋ジムにして、両チャンピオンともまた防衛できるようにしたいと思っています。
井上尚弥選手へ。一日経って試合を振り返っていかがですか?
(井上尚弥)
昨日の試合に関しては、負けずに防衛できたのが一番ですね。試合の内容も練習してきたことも出せましたし、やりたいこともできましたし、KOで防衛できたのは良かったと思います。
前回の試合では納得できる内容でなかったということでしたが、今回は?
(井上尚弥)
まあ満足できる試合はできたと思います。最後に納得できる試合ができたので、今年の締めくくりとして良かったと。
試合が終わって、今後やりたいことは?
(井上尚弥)
今は試合が終わったばかりなので何も考えていないですが、どんな試合を組まれても対応できるように1から練習して、今回も課題が見えてきたので、しっかり修正していきたいと思います。
井上真吾トレーナーへ。トレーナーから見て、昨日の試合はいかがでしたか?
(井上真吾トレーナー)
試合の結果だけ見たら良かったんですが、ナオも言っていたように課題も見つかったので、しっかり直し、隙のない練習して、次に臨みたいと思います。来年へもっと高いレベルへ引き上げたいと思います。
八重樫選手へ。一日経って試合を振り返っていかがですか?
(八重樫)
良いところ悪いところがあったので、今後につなげていきたいなと。結果的にはTKOだったんですけど、そこに行くまでの過程ですね。自分自身甘い部分があったので、これから練習していきたいと思います。
試合会場でお子さんの声が聞こえましたか?
(八重樫)
はい。長女が大きな声で叫んでいたんで大きな力になりましたね。
試合が終わって、やりたいことは?
(八重樫)
家族と離れていたので、ずっと一緒に過ごしたいなと。
松本トレーナーへ。昨日の試合は感想は?
(松本トレーナー)
まず第一に勝てたことはホッとしています。本人は課題が多いと言ってますが、まあ良いボクシングができたのではないかと思います。
清水選手へ。昨日の試合はいかがですか?
(清水)
パンチを貰わずにパンチを撃つという基本的なことがやっとできた試合かなと思います。調子が良い時の5割くらい戻ってきたので、来年あと5割までもっていければと。会場に沢山のお客さんが来ていただいて、華やかでいいなあと思いましたね。
同じオリンピックで活躍した村田選手と共演ということになりましたが?
(清水)
村田の試合は最後に倒したあたりしか見れなかったのですが、まあ、お互いに前進できているなと思いました。
2016年と来年の展望は?
(清水)
デビュー戦があまり良くなくて、どうしようかと思っていたのですが、2戦目で徐々に調子を戻すことができたのでホッとしています。来年は会長にも言われている通り、勝負の年になってくるので、しっかり腹をくくって結果を出して期待に応えたいと思います。
八重樫選手へ。2016年を振り返っていただけますか?
(八重樫)
怪我もあり、葛藤があった時期もありましたが、最後勝って終われたので結果オーライかなと思いますし、生き残れたということで次の試合に向けて精進したいなと思います。
井上尚弥選手へ。2016年を振り返って?
(井上尚弥)
3試合やって最後の試合で納得のいく試合ができて、最終的にはいい結果になったなと思います。来年も良いコンディションを作ってベストの結果がでるように心がけたいと思います。
大橋会長へ。3選手の来年への展望は?
まあ、あの相手と激闘していては、しょうがないんですけど。われわれ玄人から見ると足を使った八重樫本来のテクニックのある試合だったのですが、見ている人には八重樫の良さをわかってもらえない試合だったかもしれません。でもあれが八重樫本来の試合だったと思います。

清水の試合は、やっとスパーリングでの強さが発揮された試合だったと思います。

2017年は両チャンピオンとも防衛し、間違いなくビッグマッチになるかと思います。清水の方は本人が言っている通り、何かしらのタイトル挑戦の年となると思います。2016年の大橋ジムは、皆勝ってはいるのですが、怪我や病気で苦しい年だったので、2017年は飛躍の大きな年にしたいですね。"