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WBSSバンタム級準々決勝 試合後日会見

2018.10.08 大橋ボクシングジム 

(大橋会長)
お忙しいところ、翌日会見にお越しくださいまして誠にありがとうございます。昨日はWBSSということで注目された試合だったのですが、皆さんもビックリする内容で、私自身も久々に興奮しまして、二日酔いになってしまいました。(笑)
井上尚弥選手へ。一夜明けてみて、今の心境は?
(井上尚弥)
いつもの世界戦と変わらず、ホッとしています。まあそれなりのプレッシャーもありましたし、ボクシングの内容を求められていることもありましたので、それなりの結果を残せて満足しています。 体のダメージもなく、すぐにでも練習を始められるくらいです。ただ今回はプレッシャーを感じていたので、精神的に少し休めようかと思っています。
試合時間も1分10秒と短かったので試合の映像も振り返りやすかったのでは?
(井上尚弥)
そうですね。ダイジェスト版を含めると20回ほど見ました。感想としてはパーフェクト過ぎたなと。昨日の試合に関しては百点かな。倒したときのパンチの手応えもあったし、計算した狙ったものだったので。普段であれば、試合後に倒したパンチを忘れることもありますけど、しっかり狙ったパンチだったので、昨日に関しては鮮明に覚えていますね。
最後は右ストレートのワンツーで倒しましたが?
(井上尚弥)
相手がサウスポーだったので、右はドンピシャで当たるなと。左でもどちらでも倒せると思っていましたが、右が先に当たったということだと思います。
過去のノックアウトに順番を付けるとしたら、昨日の試合のは?
(井上尚弥)
KOで言ったら、昨日の試合が一番になるでしょうね。
真吾トレーナへ。昨日の試合を振り返って?
(井上真吾トレーナー)
試合前から、どちらかがミスしたほうが負けると言ってましたが、お互い同じ距離とタイミングを狙っていて、尚弥がいち早く行ったら向こうが反応できなかったんですね。あの躊躇ないワンツーは見事だったですね。
今ミット打ちは太田トレーナーが担当して、井上トレーナーがじっくり練習を見れるという体制になっていますが?
(井上真吾トレーナー)
太田トレーナーは若いしリターンも速いし、いろいろ試せるんで理に叶っていると思います。
会長へ。衝撃な勝ち方と言いましたが、どのあたりでしょうか?
(大橋会長)
マクドネル戦も衝撃的でしたが、正直パンチを振りすぎで尚弥らしくないボクシングでした。普段打たないようなロングフック打ったりね。今回は力の抜けたスパーンと切れ味のある本来の尚弥の姿だったと思います。
あの左の内側にねじ込むような撃ち方は高度なテクニックです。またその前のリードを打ちながらの攻防は見応えありました。見えないところでの攻防からあのワンツーによるKOは歴史に残るシーンになると思いますね。これから30年、50年たってもあのシーンの映像が流されるんじゃないですかね。
尚弥選手へ。次の試合については?
(井上尚弥)
まだどちらが勝ち上がってくるかわからないですが、今月20日に現地に行って見に行ってこようと思います。生で試合を見てみないとわからないところもありますから。
次の試合まで時間が空きますが?
(井上尚弥)
体にダメージがないので、すぐにロードから始めようかと。あと家族とゆっくりしたいなと。
あと2試合になりますが、目標は?
(井上尚弥)
目標は優勝しかないですね。始まる前から変わっていないし、そこに内容もこだわっていきたいです。
試合が終わって、奥様と息子の明波くんは?
(井上尚弥)
試合終わって控室で明波を抱いてウルッと来ましたね。子供が生まれて試合も何回かやりましたけど、これまではまだ子供の感情もないし、僕のことを父親と認識がなかったんですけど、最近は認識するようになってきたので、試合に勝ててリングに上げることができて、最高の1歳の誕生日のお祝いになったなと。
会場の雰囲気については?
(井上尚弥)
そうですね。期待感は感じましたね。前回のマクドネル戦からの試合だったので、どんな試合をするのかというファンの方の声援を聞いて、期待感をビシビシ感じましたね。
WBSSの演出は?
(井上尚弥)
(試合前のお立ち台に立っている時は)30秒くらいは気持ちよかったですけど、そのあとは恥ずかしかったですね。あたり見渡すと知り合いばかりだったんでね。(笑)会場の雰囲気は日本でやっている感じじゃなく海外でやっている感じでしたね。準決勝もあのセットをそのまま再現されるんでしたら、いい予行演習になったと思います。
さきほど会長もおっやっていた難しい左の撃ち方については?
(井上尚弥)
60秒でしたけど、あの中で様々な駆け引きがありましたね。内側に入れるように外に外に意識させるようにさせていたんですが、パヤノの半身がキツくて距離感があったので、どう当てていけばいいのかなと思案していました。一度パヤノが前に出てきた時に右アッパーで返したんですが、その時にパヤノの勢いが止まったので、そこでいけるなと。そこで思いっ切りステップ・インして左を内側に入れました。最後の右ストレートも左足をかなり内側にねじ込んでいたので、すこし変則なストレートになりましたね。
(井上真吾トレーナー)
本人が言ったとおりですけど、あのワンツーは練習でやってきたことより、本人があの時あの様に体が反応したということですね。